実家の父の話を修正しようとしたら、消えてしまった。
まぁどうでもいい話なんだけどね~。
70半ばの父は、人の話を聞かない。理解力がない。差別発言。すぐに怒る。都合の悪い記憶のすり替え。エトセトラ。父が年を重ねるごとに丸くなるどころかどんどん扱いにくくなっていくので家族は大変困っているという話。
私も今回の里帰りでは喧嘩した。人の話を全然聞こうとしなかったからだ。後になって、ちょっと言い過ぎたかなと思ったが、母や弟は、私の口撃に「スカッとした」らしい。彼らも相当ストレスがたまっていたのだろう。
父は九州の山奥で生まれた。祖父は山をいくつも所有し裕福だったが、その暮らしぶりはまるで生活感がなく、父が中学を出るころにはほとんど財産をなくしていたという。おかげで四男だった父は働きながら夜学に通い、整備士として自立していく。私は苦労した生い立ちからこのキャラが出来上がったのだろうと思っていたが、どうやらそうでもないらしいと思うことがあった。
つい先日、父とほぼ同世代の方とお話する機会があったのだけど。その方の言動や物腰から、境遇に恵まれ社会的地位も高い人だと思われたが、その発言の随所に「ん??」とひっかかるものがあって。洗練されてはいたが、たしかに差別的発言だった。その意図はなかったとしても、話す相手への配慮に欠けていた。形は違っても、なんだかんだ実家の父が与える不快感に似ていた。
結局これは、戦中戦後世代の人特有のもの?
それとも、年を取ると誰でもあぁなってしまうのか?
それともそれとも、私が「引き寄せ」てるのか?
わからん。
私の周囲の人のお父様の話を聞いていると、全然そんなことはなく、理性的で思慮深い方ばかりなんだけどな~。理想の父親像、ほんと羨ましい限り。
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