続きです。
ニュースによると今まさに、アフリカでこの映画と同じような状況に陥っているインド人が(日本人も)いるみたいですね。流石に今回は国も動いてくれたようですが。ご無事を祈ります。
さて今回は、続きを観て一部訂正。
なんと、この映画にも集団で歌い踊るシーンがありました・・・
脱出の見通しが立って、皆が喜ぶ場面です。ミュージカルとしてのキメキメの躍りではなく、老若男女、自然に喜びを表現しているんだけど、これ見てまた、インド人は日常でいきなり踊り出すって誤解する人が増えそうで・・・(汗)
それにしても、自家用車やスクールバスなどありったけの車で隊列を組み、脱出を図るのは大変なことだったに違いない。なにしろ在クウェートのインド人は十数万人もいるんだからまさに民族大移動です。脱出の為に要求される賄賂もハンパないし、中には自分は何もしないくせに批判ばかりの人もいるし、行き掛かり上同行することになったクウェート人母子(ばれたら皆を危険に晒すことになる)もいたりで、これを個人の力で統率したなんてすごいことである。
(繰り返すけどこれは実話を原作にしたものです。エンディングには実際の人物や状況を記録した写真や新聞記事が流れます)
国は何してるんだって話だけど、旦那さんによると、当時の政府はいつまでもつかわからないほど弱体化していたとかで、国外の自国民を救うなんて余裕がなかったんだって。
社会的な地位など関係なく(➡日本では当たり前だけどインド社会では画期的なことなのでしょう)、ただインド人という共通項で団結し、幾多の困難をくぐり抜け・・・
安全な地ヨルダンを目指して砂漠の道をひたすら走り抜けた彼らが、インド国旗を目にしたときの安堵の表情。
つい私も感情移入してしまったよ!
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