銀賞、そして子供のころを思い出す

ペン字、よく知らないが毎年7月は競書大会というものがあって、出来によっては賞がいただけるらしく。
私は自分で見て、練習中に書いたものがいちばん出来がよかったので、普通のペラペラの検定用紙で提出しちゃった。
結果、3級に進級。おまけに銀賞までいただいた。
懐かしいなーこの感じ。
私は三歳から中学まで習字を習っていたんだけど、初期のころ『観峰賞』って最高の賞をもらったことがあって。(以下、金賞、銀賞と続く)
それは所詮子供として少し上手だったというだけの話なのに、一緒に習ってた子のお母さんから軽く妬まれてしまったようで、意地悪を言われた記憶がある。
当時は賞の意味も、イヤミを言われてることもわからなかったけれど、あれはあら探しをせずにいられないって感じだった、今思えば。
やれやれ、女ってのはめんどくさいもんですな。あ、いや、男のほうが嫉妬深いという説もあるか。

そんなこともあったけど、先生のご自宅で習っていたこともあり、季節の花が咲く庭の様子や、こんな夏の暑い日は子供たちにカルピスをふるまって下さったこと、書道以外に絵などを含む展覧会を開いて、私がクレヨンで描いた絵も展示して下さったこと、など楽しい思い出もいろいろあったりする。

N先生がご存命だとしてもおそらく百は越えているはずで、もうそんな昔のことは、覚えていらっしゃらないだろうなぁ。


0コメント

  • 1000 / 1000