明るい、ひたすら快晴の元旦です。
今年のおせちもどき、結局自作したのは伊達巻と、いもりんご羊羮だけでした(笑)
でも、この伊達巻、フードプロセッサもすのこも使わなかったけど、結構かわいくできたと思いません?
大晦日は、家で『オデッセイ』とインド映画『きっとうまくいく』を観ました。
前者は、火星に置き去りにされ助けが来るまでの間どう生き延びるか、その緊迫した状況が、興味深かった!火星移住はもはや現実になりつつあるようだけど、他の星に住むということはしかしテラフォーミングが前提となるんですね。空気と水と気温の管理、それから植物の栽培、自給自足できるようになるまでどれほどの年月がかかることやら。
地球人はやっぱり地球に住むのがいちばんよ。苦笑
『グラビティゼロ』もだけど、こういう映画を見ると、いまここにある空気と水がいかにありがたく貴重なものであるか、そのへんに生えてる草や木がいかに愛しい存在なのかがわかる。
後者は、ヒンディー語版しか観たことなかったので、日本語の字幕にすると大変分かりやすく面白さが伝わってきた。アーミル・カーンはどうしても後の作品『PK』とキャラがかぶってしまうんだけど、彼はエキセントリックな役がよく似合う。そして、メッセージ性を感じる作品によく参加している印象。
この作品では親が子供の進路を決めてしまうインド社会への風刺がある。だから、コメディーではあるが、息子をエンジニアにさせるため全てを犠牲にしてきたのに、その息子が親の期待に反し写真家になることを決めたとき、怒り悩みながらも応援すると決めた父親の姿には、胸を打たれる。親は子供の幸せを願っているものである。でも、私だったらどうだろう。お金で苦労した人ほど、子供に同じ道を歩ませたいとは思わないものね。(おかげでうちの息子らは、ヒジョーに現実的な考え方をするようになりました┐('~`;)┌)
あと、脇役だがウガンダ出身という設定のウザい学生がなかなか笑わせてくれた。彼もこの作品になくてはならないパンチのきいたキャラである。
しかしいちばん笑ったのは、半身不随の友人父。
彼をおんぶひもで固定し、美女と三人で病院までスクーターをぶっとばすシーンなんて最高。(リアルなら笑ってはいけないとこかもしれないが、ブラックな笑いに、つい)
ロマンティックな回想でもこのシーンはお父さん付で再現されてて、笑っちゃいかんと思いつつ、つい笑ってしまうシュールなキャラだ。
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