昨日、私はついに、暗黒の世界から
脱出した・・・
お局は、最後の最後まで
社会人としての常識や、人の情けというものを
見せることがなかった。
その小さな脳みそをひねって計画してたのだろう、
私が昼休みに行っている間、さっさと早退し
最後に当然交わすであろう挨拶のシーンを
避けたらしいのがアリアリだった。
(私としても助かったが(笑))
彼女が放つ陰湿で攻撃的な、黒とグレーの空気。
それは、見てはいけないもの・・・なのである。
彼女には直視したくない何かがあった。
普通なら即パワハラモラハラで通報されるレベルの
言動に、この昭和を引きずっている会社は
対応する相談窓口などないし、
直属の上司も彼女に対しては及び腰で
まるっきり頼りにならなかった。
というより過去に彼女に対して上層からの調査が
入ったのだが、彼女は全く動じないどころか
自分が何を言われているのかも理解しなかったという
(本人が言っていた)。
すっきりしない気分のまま、
会社のビルを出ようとすると
支社長が後から追いかけてきた。
こんなことになってごめんね・・・と。
続いて出てきた言葉に愕然。
なんと、支社長自身も彼女から(現在進行形で)
無視され続けているというのだ。
目を合わさない、挨拶もろくにしない、
書類は投げてよこす(流石にそのときは
𠮟りつけたらしいが)。
これがこの会社の社員ですって。
レベル低っ
いやいや、彼女、何様?!
私のように明らかに立場が弱い派遣だけでなく、
自分より上のポストにいる人であっても、
気に入らなければこの態度。
あの人支社長より長いんですか?と聞くと、
冗談じゃない!おれはプロパーだよ。
あれは数年前に派遣から社員に上がったんだが
支社内では経理は彼女一人しかいないもんだから、
周りが気をつかっているうちに勘違いし始め、
暴走が始まったんだ。
あの怪物を作り上げてしまった周りに
問題がある。
さらに社内だけでなく、営業所の人たちも
過去さんざんやられていたのだそうだ。
社内の他の女性社員は彼女を本心から
慕っているのかどうか不明だが
相当気を使っているようだと。
(たしかに大げさに持ち上げてるなぁと
感じてはいた)
「ごめんね、誰も止められなくて」
って支社長、あなた・・・
それで・・・いいのかー?!
私は思わず笑ってしまった。
これで、ふっきれた。
さらに確信した。
おかしいのはやっぱり私ではない。
私の前任の派遣社員二人も全く同じことで
悩み、契約を更新することなくそれぞれ三か月で
ここを去っている。
それどころか支社長ですら
彼女の攻撃?を受けているという事実が
明るみになり、
彼女(と部長)が必死になって
私の自信を打ち砕こう、打ち砕こうとしていた
負のマインドコントロールを
私はこれで完全にはねのけることができたのだ。
私の場合、契約期間が半年になっていて
それ以上は更新しないことを決めていたから
派遣会社の担当には相談していたものの
(これも何の解決にもつながらず、逆に
他の仕事に移るようすすめられる始末。
この状況からは逃れられるかもしれないが
自分から契約を途中で解除する形になり
その後の身分は無期が有期雇用になってしまうので
先のことを考えるとあまりメリットがなかった)
どこかに訴えて職場環境を改善してもらおうとかいう
気にはなれなかった。
それこそ私はこの会社の人間ではないし。
こんな環境はさっさと離れるのがいちばん。
ああ、こうやって状況はいつまでも改善することなく
この会社の体質は変わることがなかったのだね・・・。
だから、今後この会社がどうなっていこうと
私にはもう関係ないしどうでもいいのだが
ただ一つ、ほかの部署にいる、フレッシュな若者たち。
彼らがこの会社の常態を当たり前だと思って
しまうのではないかということが気になる。
彼らのキラキラした目。それには何の罪もない。
自分の会社に誇りをもってほしいし、
仕事を楽しみ、仲間と働くことに喜びを感じてほしい。
ほんとに老婆心なんだけどさ。
お局はあと2年で定年らしい。
私が人間関係で悩んで会社を離れることを知った
社員さん二人と、最後の数日メールのやりとりを
する機会があった。
(彼らの存在のおかげで、私は最悪と思える状況の
中でも善の光を見出すことができたわけだ)
彼女のことを「老害」と表現する人がいて
その的確さに感心した。
40過ぎたら頭が固くなってしまうし、
周りが誰も注意しなくなるから止められなくなるのだと。
(実は私も40はとっくに越えているのですがね・・・苦笑)
そういや私、前職から、退職に追い込まれたのは
どちらも定年間際の社員によってである。
ああいやだいやだ、じいさんもばあさんも
保身のために人を平気で蹴落とす。
私はそんな人間にはならないぞ!
・・・と誓ったことであった。
なんにせよ、波動が落ちていたのだろうな。
だからこんな人間関係を引き寄せたに違いない。
おかげさまで、次の派遣先はすんなり決まった。
さらにある人からうれしい言葉をもらった。
私は年齢よりも若く見えるんだって\(^_^)/
ありがとう、このストレスまみれの状態で
その言葉を引き寄せたのは奇跡だわ。
この言葉を胸に、気持ちを立て直して
明るい春を迎えよう。
余談だが、
私は先週、勤務中にいきなりぎっくり腰になった。
けれども誰にもそれをいうことができず
(ね、そんな環境だったんです)、
毎日後遺症でヒイヒイ言いながら仕事してたんだけど、
昨日退職後にふと気づいたら痛みがすっかり
消えていた。
夫曰く、ぎっくり腰はストレスが原因だったんじゃない?
へーーー!
そういうことってあるのかねぇぇ。
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