ここでちょっと懐かしい児童書を。
私が小学生の頃、学習雑誌に掲載されていた『ババロワさん今晩は』。
先日ふとこのタイトルを思い出し図書館のサイトで検索したらすぐに見つかった。一冊の絵本として出版されていたんだね。
何しろ古い作品なので資料庫で眠っていたようだ。そして後ろに添付されていた(今はとんと見なくなった)図書カードは真っ白、これまで誰も借りてなかったことがわかった。寂しいね!
ストーリーは真夜中に一本の電話で起こされたハンターが、世界で一番危険な動物を狩るために謎の依頼主ババロワの家を訪ねるところから始まる。そして果てしなく真っ暗な家の中で、彼は奇妙な体験をするのだが。
子供の時は、この話のラストが衝撃だったが、流石に大人になって読んだら早い段階でオチが読めるだろう。
いま改めて読むと、ストーリーはまあ覚えているから衝撃も何もないけど、東北出身の某国民的作家のあの作品と似ているかなとか思ったり。環境保護のメッセージもあったんだなとか。
そういう読み方になるかな。
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