たぶんロッキー山脈上空。
雪山がまぶしいです。
初めて見たアメリカの風景がこれ。
そして、大地をうねうねと曲がる河、パッチワークのようにきちんと区分けされた耕地。
これがアメリカかぁー
と無邪気に楽しんでいたら.・・・
到着した経由地でまさかの出来事。
いやね、羽田を出発時に、話は聞いていたんだ。
悪天候のためその日のNY行きJAL直行便が全て欠航になったって。
まさかまさか、経由地でそれが我が身に降りかかるとは。
ミネアポリスからNYへの国内便、大雪のため全便欠航。
今後のフライトスケジュールは未定・・・
おかげで予定は大きく狂い、
数日間この中部の町で過ごすことになってしまった!
恐ろしいのは、欠航になったのにアナウンスもなく放置されていたこと。(笑)
がらんとした搭乗口には係員どころか他の乗客もおらず、さすがにおかしいと思い、案内所を探して巨大な空港内を歩く。そこがアメリカらしいといえばアメリカらしいんだけど。
やっとたどり着いた案内所で、飛行機が次に飛ぶのが3日後であること、そのうえホテルも自分で何とかしてくれと言われる。さすがに3日はあんまりなので粘って2日後の便になんとかねじこんでもらう。が出発までの宿は「自力」で「自腹」で手配するしかなかった。
未知の土地ミネアポリス。
エクスペディアで空港近くのホテルを探す。ホテルはいくつもあるが、当日の予約はできないシステムだった。使えん。仕方なく一つのホテルに直接電話をかけ、部屋をキープ。迎えに来てもらえることになった。
ほっとしたのもつかのま、荷物は手荷物カウンターに預けてしまっていたので、取り戻すのにまた時間がかかった。欠航なのに何で預かるのよ~(泣)
これが日本だったら、とつい比較してしまうけど、夫に言わせると、日本が特別なんだよと。
そうだこれが中国やインドだったら・・・たぶんもっと?
さんざんだけど、良い面もあった。
ミネアポリスの空港はやたら巨大で、移動に流しのカートを使わないときついくらいなんだけど、各所にインフォメーションセンターが設置されてて、そこにいる係員さん(なぜか皆シニア)がとても親切だった。ボランティアスタッフなのかな、話を聞くとあちこちに電話して、一生懸命私たちを助けてくれた。空港の職員の対応はドライだったけど、こうした人たちのおかげでアメリカの印象がよくなったことは間違いない。
アメリカの良心よ、ありがとう。
夜はホテルの近くのマック。
『マダムインニューヨーク』の意地悪な黒人女性に似た店員にドキドキしながら注文した。
この近くにある飲食店は、マックでもそうでないところでも、ハンバーガーしかない。
うーん。これを2日はきついな。きつすぎるぞ。
激甘のラテを飲んで胃もたれがしたアメリカ初日の夜。
夫がいてほんとによかった。一人だったら私なんにもできなかった。
ごめんね。ありがとう。
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