『睡眠時間が7時間以下の女性は太る確率が38%高い』という台詞が刺さりました(笑)
それはともかく、ロバート・デニーロ演じるシニア枠インターンのベン、なんて素敵なんでしょう。
エレガントで清潔感あって前向きで、キャリアがあるにもかかわらず、謙虚に、自分の娘のような年齢の社長に仕えている。いや周りの皆を支えてる。
そして真面目なだけでなく、茶目っ気もたっぷりだし、恋愛も楽しむし、老獪さもあるし。
実際、ITスキル位だ、彼の弱点は。でもそれを補って余りある彼の魅力。
年齢にふさわしく落ち着いて事に当たれるのは、私の理想とするところ。余裕のある人になりたいのです。
現実にはシニアの全てがこんな人ではないのが残念だけど。
オープニングの、ベンの履歴書代わりの自己紹介VTR。彼がこんなに自分のことを上手に表現できるのは、彼がアメリカ人だから(日本人の私にはマネできない)、と無意識に思っていた。
でも、それは違う。例えば彼は鏡に向かって、好感を持たれる挨拶の仕方をいくつも試してみている。やっぱり努力しているんだよね。
アン・ハサウェイ演じる女性社長の経歴も面白かった。ビジネスのきっかけなんて、思いがけないところに転がっているんだなぁという意味で。
私が彼女と同じように小さい子供を抱えていた頃、自分でビジネスを立ち上げる発想なんてなかったもの。限られた条件で雇ってくれる会社を探し、時間と労働力を買ってもらう。私が持っていたはずの、良い部分は発掘されず、他者が求める理想に合わせて演じていた。
そのときそのときの最善の選択は、正直に言うと、妥協に次ぐ妥協。
悪いことばかりじゃなかったし、学ぶところも多かったけれど。あぁ、若さを無駄にしちゃったなぁ。もっと自分を信じてみたかった。ジュールのように。(まだ間に合うかしら?)
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