これも観てるようで観てなかった作品。
昨夜ざっと観たのだが・・・
あーちょっとダメだな。
二昔くらい前になるのかな、当時かっこいいと思っていた金城武。
日本と台湾のハーフだよね確か。だから日本語をはじめ広東語も北京語も英語も話せるというのが売りの、中華圏でも人気の俳優さん。それまでにない新しい魅力を放っていたように思う。
で、いま改めて見ると、
まあ確かにかっこいいんだけどさ・・・
なんか鼻につくんだよね。
それは、滲み出る「オレってイケてるだろ」感。
動きが落ち着きなく、ざわざわしている。さりげないようで、あざとい。気取らない気取りというか。これは役作りからくるもの?
最近の彼は知らないが、とにかくこの映画の彼はだめだ。
(あ、そういえば『不夜城』だったかな、日本の映画でも彼を観たけど、あのときも同じことを感じたのを思い出した。頭の回転の早さをアピール、的な。)
ちなみにおディーン様とやらも私は苦手なのだが、彼も同様に、自分を演出してる感が透けて見えるという共通項がある。
なんて失礼なことばかり書いているが、実際の彼らを見たら実はすごくナチュラルで、好きになってしまうってパターンかもしれないね。(笑)
じっくり観たら感想が変わるかもしれないが、今のとこはただ、香港に生きる若者をスタイリッシュに描いたというくらいしか書くことがない。
ところで、舞台になってる雑居ビル、重慶マンション?!インドからの労働者がたくさん住んでいて、危険な匂いがプンプンするこの巨大なエリアは、実は私も泊まったことがあるの。
ここには夫の姉の嫁ぎ先の家が所有するホテルがあって、新婚時代インドから帰るときにトランジットで利用させてもらったんだよね。当時は雑多な場所に免疫がなくてすごく怖かったけど、夫も一緒だったので、それはそれで楽しかった。良い思い出。でも次に泊まるときはもっとゴージャスなホテルがいいな(笑)。ペニンシュラとか。
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