ディクテーター

喩えるなら、子供と見たくない『星の王子 ニューヨークへ行く』?
北アフリカ某国の独裁者アラディーンがニューヨークで巻き起こすドタバタ劇なのだが・・・、

911、ビンラディン、北朝鮮、イスラエル、宗教、人種、ジェンダー、人の生死といったデリケートなテーマを、容赦ない笑いに変えていて、下ネタもてんこ盛り。(確か15禁)
戸惑いつつも大笑いして観てしまう自分がコワイ。
独裁者アラジーン(オリラジ中田似)を演じたこの役者さん、イギリスでは有名なコメディアンらしく、これまでにも国際問題に発展しそうな過激な映画に出演してきたようだ。

そう言いつつ独裁国も民主国家も実は大して変わらないのかなぁと考えさせられたり。

ところで、アラディーンを亡き者にしようと陰謀を企てる叔父をベン・キングスレーが演じていた。かつてガンディーを演じた彼がこんなコメディーに出ていることにびっくり。


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