旅行記が半年経ってもまとまらなくて、このまままだと永遠に更新ができそうにないので、小休止。
いまいちばんワクワクしているものを書いてみよう。
それは、そう、
やっぱり、刺し子!
何でかなぁ、刺し子の本を見てるとムズムズして。針を持たずにいられない。
この「北帰行」(ほっきこう)という言葉は、小林旭の歌で使われたのが最初で、辞書にも載っていない造語らしい。意外。
一応、
(文鳥ぶんちゃん、元気です!)
他の刺し子本では見ないデザインなので、オリジナルなのかも。
糸は、飛騨高山の「小鳥屋」さんというお店からお取り寄せしている刺し子糸。
このお店の名前も、いいでしょう(笑)
(但し”おどり”やさんと読む。店主の方の姓のようです。いいなぁ。)
深い赤は好きな色の一つ。
刺し子の本をうっとりしながら眺めている。
私の場合、人が縫った針目に興味があるみたい。昔からだけど。
ん十年ぶりに逢った級友から、
「貴女は昔から縫い目ばかり見ていたよね」って言われてびっくりした。
当時から私は、彼女が手縫いした服の針目ばかりをガン見していたらしい・・・(笑)
ああ。
縫ってみたいものが多すぎる。そしてわがやのふきんがどんどん増える(笑)。
昔はクロスステッチやハワイアンキルトにはまっていたけど・・・
今は刺し子のなみ縫いが気分なのです。
でもね、ふきんを数枚縫っただけの私が言うのもおこがましいんだけれど、
ふきんをある程度縫えるようになったとして、これからどうするか、という話。
垢抜けない。ものが多い。
で、よくよく考えてみると、刺し子を使ったら垢抜けなくなるということではなく、
服の原型とか、使用されている布地が問題なような気がしている。
となると、いいなと思う服や小物の型紙に、刺し子を施せばいいってことか。
ところで、刺し子の針について。
針によって仕上がりに多少ではあるが差が出ることに気づいた。
布を通すときに、力が要るものは、やはり縫い目が揃いにくい。
大手の会社だからって自分の手に合うとは限らないのね。
ネットを検索してみると、銀座亜紀枝という方がプロデュースされている刺し子針がよいとの情報があった。(どうもこの方、刺し子界の大御所のようです)
東京のお店はかなり行きにくい場所で、通販もあるにはあるがちょっと面倒くさかった。
しかし支店もあって、うちからだとむしろ横浜のほうが行きやすかった。
先日横浜に行く用事があって、ラッキーにもお店がある桜木町は最寄り駅だった。
寂れた地下街を歩くのはちょっと勇気が要ったけれども、
ネット情報通り、何とかお店を見つける。店番の優し気なマダムにドキドキしながら尋ねると、ありました。
憧れの、お針セット!
しかも安い。税込270円。迷わず二つゲット。
(ぶんちゃんの足が踏んづけてる・・ごめんなさい)
長い針を使うのは初めてだったけど、実に、使い心地がよかった。
布を通る感じがスムースで、私なりに、針目が揃ってきているのがわかる。
やはり道具は大事なのだ。
ちなみに、お店では針の持ち方も教えていただいた。何しろ、指ぬきの使い方もいまいちわかってなかったもので、こういう機会は貴重なのだ。
私も一度はきちっと指導を受けてみたい。
昔から、ほとんど全ての趣味は自己流なんだもの。
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