諦めていたこと

私は子供の頃に受けた予防接種が原因で

現在に至るまでの人生が非常に面倒なことなってしまったことから

予防接種全般に不信感がある。

だからインフルの予防接種も受けたことがない。

だから件の予防接種もついに受けなかった。

日本では2割の中の一人。少数派になるのかな。

一時期は、未接種者を受け入れない国ばかりだったので

ああ私はもう海外に行くことはないのかなぁと

寂しい気持ちではあったが、かといって

たとえ大好きな国へ行くためであっても

心に沿わないことはやりたくないと思っていた。

旅行が大好きで、旅行のために使うお金は

全く惜しいとは思わない私が

きっぱりそれを諦められたのは自分でも不思議だった。


だけど、気づけば

あれだけ猛威をふるい世界中の人びとの生活に

大なり小なり影響を与えた流行り病も

いつのまにか終息宣言されていた。

→最近気づいた。

夫は今どきどの国でも接種証明書なんて求めないよって

言っていたが、万一大変な思いをして到着した空港で

未接種という理由で入国拒否されたらどうしようって

不安はあった。

でもそれは杞憂にすぎなかった。

ベトナムでもインドでも、入国審査は普通に

パスポートとビザさえあれば接種したかどうかなんて

聞かれもしなかった。

町では誰もマスクなんてしてなかったしね。

まあインドでバイクに乗ってる人たちはマスクしてたな。

あれは病気の予防というより、汚れた空気から呼吸器官を

守るためだと思うけど。。。

(デリーの空気は、行くたびに汚染が深刻化していると感じる。

社会が発展すると環境問題の意識が高まり改善されていくものだと

思ってたけどインドの場合は残念ながら悪くなる一方だ。)


一度は諦めたことでも、いつのまにか原因がなくなって

何事もなかったかのように元通りになっていることも、

あるんだなとわかった。

ある意味、成功体験?の一つとして、

記憶にとどめておこう。そして、

今後何かで希望を失いそうになったときに

この状況を思い出そうと思う。





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