しあわせへのまわり道

お目当てのDVDが貸し出し中だったので、代わりに借りたのがこれ。
シーク教徒の教官役は、あの『ガンジー』を演じた名優ベン・キングスレー。独特の目の動かし方で、気づきました!
イギリス人なのにインド人を演じることに縁があるんだなー
と思ってたら、父親がインド人・母親がイギリス人のハーフらしく、全く無縁でもないのでした。

つくづく、アメリカ映画におけるインドって、人生に迷った人が自分を取り戻す場所、インド人や思想にふれることで何かを変えるきっかけになる、そんな位置付けにあることが多いですね。『マリーゴールドホテルで逢いましょう』とか典型。ジュリア・ロバーツの『食べて、祈って、恋をして』もそんな感じじゃなかった?
この作品でも、人生を運転にたとえていてナルホドという感じ。
ラストの山道をドライブして娘に会いに行く長い映像には、自分の足で歩き始めたウェンディの喜びを感じる。
ところでNYの運転講習って、最初から路上なのね。(インドもそうだったけど)教官は大変だと思うわ。

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