もう11月ですね。
今年はこれまでの人生で一、二を争うくらい強烈な一年となりました。
(まだあとちょっと残ってるけど)
私の場合は、ありがたいことにコロナによって何かを失うことはなかったのです。
むしろ私にとっては有利に事が進んだ部分もあります。
在宅勤務とか、休日仕事をして平日に代休を取ったり、働き方に融通がきくようになりましたし。
でも、世の中そんなに甘くはなかった!
コロナの流行と同じタイミングで電磁波過敏症を起こしてしまったことで、本来世界でいちばん安全なはずの自宅が
電磁波飛び交う危険な空間になってしまったのですから。
おまけに外に出ようにもコロナのおかげで行くところがない!
なんでこのタイミング・・・って思いましたよ。
これは現在進行形の話で、相変わらず日替わりで訪れる様々な症状に悩まされています。
半年過ぎて、実感としてわかってきたこと、それは、
電磁波過敏症とは要するに、電磁波が原因で起こる「自律神経失調症」なんじゃないかと。
正しいかどうかはわからない、でも今はそう思っています。
電磁波を認めないにしてもどうして自律神経失調症と診断されないのか、不思議なくらい症状が似ているわけですが、理由がわかりました。
比較的新しいアレルギーである電磁波過敏症がまだ社会的に認められていないのは仕方ない部分があるにせよ(他者がわかる形で証明できない。単に技術の問題・・?)、
以前からよく聞く自律神経失調症ですら病院では診断されないらしいのです(同じ理由)。
当事者としては絶望感半端ないですけど・・・自分で何とかするしかないなんて。
だから全力で否定してくる人を見ると、この人はいつか自分もなるかもしれないって考えないんだろうか?と思います。
そりゃあね、私もその昔、花粉症になった人に対し「気の持ちようじゃない?」って言ってヒンシュクを買ったことがあるから、これも当事者にならなければわからないことなんだろうな、とは思います。
でも、本当になったらどうするんだろう。って意地悪なことも考えます。(ちなみに日本では人口の7パーセントはいるらしいですよ。)
とりあえず病院へ行き(何科に行くか知ってます??)適当な病名をつけてもらうのだろうか。
いや、病名をつけてもらえたらマシなほうで、ほとんどの場合私のように何も答えが出ないまま帰されるのではないかと思います。
結局のところ、病院に行くのは、他の病気ではないことを確かめに行くため
にしかならないですからね。
ネットで情報を探しても、恐怖を煽って高額な対策グッズを売るようなものばかり、本当に困ったものです。
※ここでお願い、電磁波の危険性を訴えている方、それはもうよく存じています、ですからその対策も併せて書いて下さいませんでしょうか・・・でないと私のように、恐怖でパニック状態になり正常な判断ができなくなる人が出てきます。それは誰にとってもよいことではありません。
避ける、慣れる、そして克服する。
今の私の目標は、慣れる(電磁波と共存できる)段階まで体質を戻すことにあります。
(感受性を完全になくすことは却って危険じゃないかという気もしている)
とりあえず電磁波過敏症の初心者マークの人がいたら、こう言います。
大丈夫。まずは落ち着け。
安心して下さい。さぞ恐怖や不安を感じていることでしょうが、これが原因で死ぬことはありません。(と数少ない専門のドクターから言われました)
取り乱したほうが何かとキケンです。私もイタイ目に遇いました。
落ち着いたら、できる限り身の回りの電磁波対策をし(難しいけど)、
周囲に理解してもらうよう働きかけ(→決してメンタルが弱いせいでも頭がおかしくなったわけでもないと知ってもらうこと)、
さらに生活の見直しや自律神経失調症に効くと言われているいろいろな健康法を試すようアドバイスすると思います。
静電気体質の人や電気感受性人間の話も非常に参考になるかも。(親戚みたいなものかな?)
根本的な解決ができればそれに越したことはないけど、今のところ対処療法しかないのが我が国日本なので。
同じ電磁波過敏症でも人によって反応するものが違うようなので、自分が何に特に弱くて、何だったら平気なのか観察することも大事ですね。
私の場合、電子レンジ、スマホはほぼ使えなくなりました。冷蔵庫の前にも長く立てません。
いちばんひどかったのは、USB式の小型扇風機(サーキュレーター?)。職場で隣席の人が使い始めた途端、激しい動悸と気持ち悪さでその場にいられなくなり、思わず「それ止めて!使わないでください!」と叫んでしまいました。夏の暑い日に申し訳なかったのですが、その方には事前に私のアレルギーのことを打ち明けていたので、すぐに理解してもらえました。しかし・・・あれは本当に強烈だった。モーターと私の頭や心臓が連動しているような感覚?
家の中で誰かが電気髭剃りを使うと、離れていてもトクトクっと激しい動悸がするのにも気づきました。音や振動、においもこれまでになく敏感になりましたし。生活が不便になりまりたね・・・
あと私の場合、天気とか湿度とか関係ありそうで、あまりないんです。乾燥がよくないのは確かだけど、雨の日もきつさは変わらない。困ったことに、雨の日でも関係なく静電気が発生するんです。髪の毛とか特に。(ちょっと恥ずかしい)
人から見たら、さぞかし面倒くさいおばさんでしょうね、
でも私だって好きでなったんじゃないんですよぉ。
その他私が漠然と感じている関連キーワードは以下のとおり。
肥満(体脂肪)
衣類の素材(化繊はよろしくない)
運動不足(座っている仕事、インドアの趣味が多い等)
気質(感性の細やかさ、感受性の強さ)
スピリチュアル(霊感など一種の能力、私にはないけど)
歯・・・も重要ポイントですね。ただし治療はくれぐれも慎重に。
たまたまかもしれないけど、電磁波が抜けた行動について:
ブラシで髪をといたらバリバリって静電気が放電され、一時的だけど楽になった(!?)。
夫と珍しく口論になったとき、大声を出したらその後しばらく体調がよかった(!!)。
夫には気の毒ですが(笑)。
あとハーブティーや味噌汁は、思う以上に神経を落ち着かせてくれます。本当におすすめ。
逆立った神経を落ち着かせる、あるいは逆に放出させるといったイメージのことをやるといいような気がします。
また何か思いついたり発見があれば書いてみます。
自身について言えば、この症状がなかったころの自分がどうだったか忘れかけてるし
(つい最近のことなのに!ああ、私は本当に健康に恵まれていたんだな・・・と思います。これまでなんとなく感謝はしていたけれども、つい当たり前になっていたのでしょう。
手にしているものは往々にして見えない。本当は一番に感謝すべきことなのに!)、
果たして治る日が来るのか先が全く見えないのだけれども、
でも希望はあります。
「治った」「そういや感じなくなった」、という人の話もわりと聞くのでね。
うん、希望を持ちましょうー。と自分に言ってみる。
そしてこんな私が願うこと。
生活に快適さをもたらしてくれた電気には感謝しています。有線ならばこうしてブログも書けるわけですし。
お金は大事。エネルギーとしてのお金は本当に大事。それは小さいときからお金に苦労してきた私もよーくわかっています。
でも、その代償を、弱者に負わせてはいけない。さらには未来の人たちに負債を丸投げするようなことはしたくない。
もう少し、技術の急激な進歩や環境の変化についていけない者にも配慮してくれる社会であってほしいのです。
人間だけでなくすべての生き物にとって、安全・健康・安心・平和な社会に私は生きたいです。
私たちは、この地球に「一時的に住まわせてもらっている」に過ぎないのですから。
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