最近たくさん映画を観ているので感想が追いつかないよ。世の中には面白い映画がいっぱいあるのねぇ、と改めて思う。
だけどね、『ラ・ラ・ランド』!
ちょっと前に観たものだけど、これは書き留めておかなきゃね。
夢を追う男女の物語は、現代のアメリカが舞台なのに、古き良き時代の・・・と言ってもあまり詳しくはないけど、『雨に歌えば』『ウエストサイドストーリー』あたりのミュージカルを観ているよう。現実と夢が一つながりの、いかにも映画的な演出も面白かった。
頭から離れない軽快なオープニング曲をはじめ、季節ごとにシーンを彩る音楽はクールなジャズだったり、懐かしい80年代ポップスだったり、かと思えば無駄に音を使わない静寂感もあったりで、全体には大人の物語という雰囲気。
秀逸なのは、ヒロインの叶わなかったもう一つの人生を走馬燈のように描いているラスト。この切なさ、ほろ苦さは、大人にしか分からない・・・よなぁ。
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